上海十月

青春の蹉跌の上海十月のレビュー・感想・評価

青春の蹉跌(1974年製作の映画)
2.5
長谷川和彦特集で新文芸坐で鑑賞。本作脚本は、長谷川和彦。今から見ると結構いい感じな若者なのに、70年代学生運動挫折からかイライラしてる。「陽があたる場所」の70年代版という気もする。怒れる若者と挫折は、映画のいい題材だ。アフレコなので口元がほとんどあってないシーンもあり不自然。エンヤトットが出てくるあたりが神代節。桃井かおりが悲劇だ。救われない。ワタナベプロは、ショーケンをどう売り出したいのかよく分からない映画でもあった。ある意味ショーケンだからなんとかなってるともいうべきか。
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