青春の蹉跌の作品情報・感想・評価

『青春の蹉跌』に投稿された感想・評価

黒羊
4.0

「さてつ」と読むらしい。
物事が上手くいかない、失敗するという意味。そのまま青春の失敗とかにするよりオサレ、一捻り感あるやん?とドヤ顔されそうなタイトル。

なんと1974年製作。51年前の映画なん…

>>続きを読む
boa
4.0
このレビューはネタバレを含みます
不都合な事実を突きつけられた時
その思い込みにまんまと縛られる

エンヤートット-エンヤートット-
大人になる事は青春を殺して山に捨てて来る事です。そこまでならただの青春映画と大差ありません。
この映画のポイントは「それで本当にいいのだろうか?」と問いかけ、はっき…

>>続きを読む
ray_mi
4.2

エンヤートット、エンヤートット
一番渋いショーケンが観れる

ストーリーもいいが、音楽も良い
70年代の雰囲気も感じられる
でも、何がいいって、ショーケンがかっこいい
観ためだけではなくて、演技も独…

>>続きを読む
Ogi
2.5
70年代の暗さというか、カルチャーなども散りばめられてて、良い。

ショーケンと桃井かおりも良いし、シナリオも良い。

まだ自分の中で完全に噛み砕けてないが、若者のなんか、なんだろう、やるせなさというか全てがあるけど何か欠けてて、それを教え子との関係で紛らわして、みたいな、そしたら妊娠してしまって、賢一郎は最初から最…

>>続きを読む
olto
4.5
重っ苦しい空気感が滲み出ている、そんな時代だったのか、立場の話なのかもしれないけど、漂っていた死への道を曲がりくねりながら着地。辛気臭くもところどころにある美しいショットに感激。
ENDO
4.2

最初にかおりとスキー場へ行く際、ショーケンは黒いコートを着ている。一方最後の旅行でかおりは黒いコートを羽織る、つまり自分と過去を始末する。それ以降ショーケンの足は覚束なくなる。転倒を繰り返す。すでに…

>>続きを読む

70年安保終焉の虚無感、青春の情熱、孤独、焦燥を描いた石川達三の同名ベストセラー小説を映画化。撮影時「何かないかぁ?何かないかぁ?」と口癖の神代監督にいろいろと体当たりで即興的に演ずるショーケンと桃…

>>続きを読む
石川達三の凡庸な原作を、長谷川和彦の脚色、神代辰巳監督により、素晴らしい青春映画となった。萩原健一の大g兵作。スタッフはオール日活による東宝映画。

あなたにおすすめの記事