一人旅

アダプテーションの一人旅のレビュー・感想・評価

アダプテーション(2002年製作の映画)
5.0
第53回ベルリン国際映画祭審査員特別賞受賞。
脚本家チャーリー・カウフマン(ニコラス・ケイジ)の元に原作「蘭に魅せられた男」の脚色の仕事が舞い込む。早速仕事に取り掛かるチャーリーだったが、取材を進めるうちに意外な真実が明らかになっていく・・・。
不条理コメディとして完成度が高い。二転三転する脚本に息つく暇もないほど。脚本家のブランクと葛藤・・・がテーマかと思ってたら大間違い。例えるなら『フロム・ダスク・ティル・ドーン』みたいに映画の色合いが前半後半で完全に変わってくる。
また、チャーリーにはドナルド(ニコラス・ケイジ)という双子がいる設定。この設定がまた物語をややこしくしている。画面にニコラス・ケイジが二人もいるというアクの強さ。
不条理極まりない。
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