書けなくなってしまった脚本家の悶々とした日々。原作をジャンプ台に物語を変な方向に大きく飛躍させている感じ。ハリウッド的な手法を散々否定しておいてからの、潔いまでの手のひら返しが妙に面白くて、どこか毒…
>>続きを読むスランプに陥った脚本家の話。
後半、スランプ打破の為に行動すると、まるで脚本の中に入ってしまったかのような出来事に会う。ここが面白かった。
前半はちょっと眠くなっちゃった。
でもニコラスケイジが画…
広い世界を分かるには手のひらに収まるくらいの大きさに削らないといけない
ってのはなんかカフマンがずっと思ってそう
新しいものを、誰にもできないことを作らなきゃって思ってるのは自分だけで世界は以外と…
創作家の苦悩。
クリエイティブな仕事をしている人にとっては共感できる感じなのかな。
脚本家にとって原作を脚色(アダプテーション)することは、原作を犯すこであり、それに対する苦悩と同時に快感を伴う行…
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アダプテーションとは作品が他の表現メディアの形に置き換えられることを意味する様です。
ストーリーはこれそのもの。ただ誰によって置換されたのか?鑑賞者の感想さえ主観的なのなのか、制作者の掌の上なのか不…
このレビューはネタバレを含みます
最初と最後で全く違う映画を観ているようだった。
コミカルタッチで主人公の性格がよく分かる前半と、徐々に狂い始めて映画に典型的なドラマチック展開が全て出てくる怒涛の後半。緩急が心地よくて、あっという…
この映画の脚本家であり俺が敬愛する男の一人チャーリー・カウフマン自身が本作の主人公となっており、ニコラス・ケイジが演じている。
アダプテーションの意味は〝順応〟。または、脚色。
「マルコビッチの穴」…
このレビューはネタバレを含みます
小説の脚色に悩む脚本家の話。
主人公がチャーリー・カウフマン自身だったり、双子の弟がいたり、脚色するはずの小説の原作者の話が始まったり、両者の話が交差したりと、非常にメタ的でシュールな世界観はチャ…