スカパーにて。東映オールスター時代劇の1本で、忠臣蔵を扱ったもの。
大佛次郎って人の小説があり、そのアレンジバージョンだそうな。
千恵蔵が大石内蔵助、月形龍之介が吉良、浅野内匠頭が大川橋蔵。
大佛次郎の小説は堀田隼人なる架空の人物が主役で、大友柳太朗が演じてる。
本来なら彼が主役なのだろうが、あくまでこの映画では千恵蔵蔵助が主役なので、目立つ脇役になってるね。
150分の長尺なので、芝居がゆったり目。
浅野の切腹のシーンや、大石内蔵助が千坂兵部(歌右衛門)と対峙するシーンなど、凄い時間をかけてる。もう、芝居が濃ゆい濃ゆい。
面白いのが、錦之助が脇坂淡路守を演じてるところ。意外にも浪士側では無いんだね。