BS12でやると知り、観なくてもいいかと思ってた矢先CMで見かけ、これは と思い視聴
金がある というのはこういうことかと見せていただきました。セットに衣装に、とんでもなかったです。
それと細かい所作をしっかりとされていて、昔の人間は現代の人間にない感情を持っているんだ とわかりました。
不勉強なことに、言葉が何を言っているか全くわかりませんでした。なので目の前でどんなやりとりが行われているのか、よくわかりませんでした。訳のわからぬまま あれよあれよと進んでいく、それなのに役者の存在力で何かとんでもないことが起こっているということはわかる といった感じでした。それでも150分?ですら短いと感じました。金のかかった建物、我々にはわからない感情を持つ役者、このふたつが相まって とんでもない作品になっていた と言う以外ありません
そして何より、わたしは時代劇に疎いもので 名前は知っていましたが、片岡千恵蔵… とんでもない化け物が日本にはいたんだなと、思い知らされました。あの声何なの…一声ニ顔三姿を完全に履き違えてました、この言葉はこの人の為にある言葉だったんだ と…とんでもないものを観せていただきました。
(存在として)凄い映画でした。作品的には4.1点だけど、あの煌びやかな暮らしは貧しい生活を強いられている人々の上に成り立ってる、その人々の苦しみを知る事なく享楽に耽る人間共が大変に不快だったので、この点数にしました。笑