演出の範疇と言っていいのか分からないほどの、ただただ重い現実だけが流れ続けていく。
1時間くらいの映画だけど、全然長く感じる。
サブスクで観たので沈黙のシーンなど耐えられず少し飛ばしてしまった。
主演の女優さんが醸し出す雰囲気があまりに作風に添いすぎていて、思わず調べたら水井真希さんという方で、この方自身、10代で拉致被害に遭われた事があったり、痴漢や映像業界内での性被害に遭われていたり、その事で裁判沙汰になっていたり、、、色々と凄まじい経験の持ち主だと知った。びっくりした。
なんというか不思議な魅力があり、だけど触れてはいけない、でも守りたいと思うようななんとも言えない感情を水井さんに感じて一気に自分の中で気になる人上位の人になったんだけど、去年に亡くなられていたのですね、、、。
でもこの作品で出会えてよかったと思います。
