みさキチ

寒い国から帰ったスパイのみさキチのレビュー・感想・評価

寒い国から帰ったスパイ(1965年製作の映画)
4.0
スパイというより、工作員と言った方が雰囲気は合ってるのかな……
英国の駒として、本当のことは最後の最後まで教えて貰えず、常に危険と隣合わせの生活の中で愛する人と出会い、自分の最後を自分で決めた主人公。
『裏切りのサーカス』では主人公だったジョージ・スマイリーもチョイ役で出てくる。
初めの方に出てきた人事課の(私が勝手にハンサムボーイと呼んでる)ポーソンくん、好きです。
出番は、あの一瞬だけだったけど。
主人公に『居心地は?』と聞かれて、運転しながら『最高です 人の運命を知れる』って答えたシーン。
もし、この映画に続編があるとしたら、ポーソンくんが主人公でも面白いかもしれない。
私が見たいだけだけど。
映画序盤はイギリス人らしい皮肉的なセリフが沢山あって、ちょっと笑えた。
売店の店主がMI6の職員で、主人公の手助けをする人だと思ってたけど、ぜんぜん、そんなことはなかった。
アイルランド産の醜いエビを侮辱しないでくれてありがとう
みさキチ

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