寒い国から帰ったスパイの作品情報・感想・評価

「寒い国から帰ったスパイ」に投稿された感想・評価

大体の流れは追えるけど裏切りすぎてまだ完全に理解できてない。考察サイトを読まねば…


ただひたすら淡々とスパイの非情な世界を描く
哀しい…
Yuzo

Yuzoの感想・評価

3.0
アメリカ映画でこれだけ暗いのは、ル・カレのというよりもマーティン・リットの映画だからだろう。リチャード・バートンの表情の乏しさもこの映画に限ったことではない。一度聞いたら忘れない題名の原作も昔々読んだが、ハヤカワ文庫の名作とかが映画化されたものに傑出した作品がないのは何故だろう。
方眼

方眼の感想・評価

4.0
1965年。原作の良いところ、餌をまいて釣りにかかるシークエンスでのリーマンの演技、逆転・逆転、そして愛のために。個人のために。演出も品があり、観客の注意力想像力を信頼している。リチャード・バートン主演。東方の連絡員が、位が上の次の人につないだら、用無しになっていくのは面白い。
団子

団子の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020/08/05
最終的にスパイ自身が上層部に騙されているという展開が自分のステレオタイプに刻まれた
いかにもル・カレの作品らしい。
めちゃストイックなスパイ映画。
007シリーズが脚光を浴び始めた同じ時代に、
こういうゴリゴリなハードスパイ映画が作られたこと自体が驚き。
リチャード・バートンのやさぐれ感が素晴らしい。
「裏切りのサーカス」に出てくるジョージ・スマイリーも、
ここではうだつのあがらない眼鏡オジサンだもんね。
継

継の感想・評価

5.0
冷戦下のベルリン。
東西を分断する【壁】を越え, 逃れて来るはずの仲間を待つ英国諜報部のリーマス(バートン)。
だが西側の検問所へ入る寸前で銃撃されて仲間は死亡, ロンドンへ呼び戻されたリーマスは作戦失敗の責任を取り失職する... のだが, これは東側への見せ掛け。
リーマスは管理官(コントロール)から東ドイツの大物スパイ, ムントを排除する為の極秘ミッションを命じられていた。。。

'66年, アメリカ製モノクロ.
ソフト付属の小冊子によれば, 共産主義者でユダヤ系の監督マーティン・リットは赤狩りでブラックリストに載り仕事を失い, “仲間の名を言えば仕事を世話する” と密告を強要されたが断固拒否したとか。
本作で描かれる, 西側の大義に敵対して犠牲を被る人々を自身と重ねて見たであろう事は想像に難くなく,
ル・カレの出版前のタイプ原稿を読んで即, 映画化権を取得したという熱の入れようも, 琴線に触れるものがあった事を如実に物語ります。

ストーリーの表裏を行き来して縫うように施された「裏切り, 裏切られ」の構図。
ミッションを遂行するリーマスを【表】とするならば,
同時に進行する【裏】は, チラッとしか映像に現れない。
リーマスの心情を見透かし, 後の言動を予測した企み, 狡猾な罠ー。
一見とても入り組んで見えて, どんでん返しにより初めて表面に表れる【裏】ですが,
実は事前に布石が打ってあり “あの時のアレがこう繋がるのか” と反芻(はんすう)出来る仕掛け。
苦い思いを胸に秘めて押し黙るリーマス。リチャード・バートンの好演が光ります。


♟️
当人の思いや尊厳に関係なく体制の駒として操られ, 用済みとなれば捨て駒として見捨てられる人々の姿。

天国から地獄へ落とされる査問会のフィードラー, 裏切りに知らぬ間に加担させられるナン,
リーマスを送り届けるやいなや 上司ににべもなく“帰れ”と冷たくあしらわれる下っ端達, そして... 。

リットは, ストーリーに然り気なく駒♟️を配置し, 呆気なく消えてゆくその駒達を何かを伝えんとするかのように繰り返し繰り返し執拗に撮らえていきます。
東側に肩入れしそうになる己の感情をグッと堪えて, 東西どちらとも一定の距離を置いて⚖️撮らんとした視点🎥。

本作でリットが素晴らしいのは, 上述した自身の思いに重なる物語でありながらそれに流されず, 原作の重厚なスパイ・ノワールの世界観を崩していない所にあるかと思います。
ラストの哀切でさえカメラは寄りもせず, 【壁】を単なる背景でなくその「存在」を観る者に問うようなショットで撮らえて... もう, 完璧です。
nsd

nsdの感想・評価

3.3
裏の裏をかくスパイ合戦。007ほどの派手さはなく、淡々としていて、かえってリアリティーを増している。
「Tinker Tailor Soldier Spy」ジョン・ル・カレ原作のモノクロ・スパイ映画

『裏切りのサーカス』もだけど、本当に情報量が多くて内容が濃くてこんがらがってて、一度で完全には追いきれません(笑)

スパイ作品だけれど地味。
しかし、ジリジリと騙し騙され追い詰められる作りは見事でした!



イギリスの諜報部員アレック・リーマスは、クビになり酒浸りに。

せっかく得た図書館の仕事も、暴力沙汰を起こして消える。

けっ…とショボくれていると、出所者支援団体のメンバーが声をかけてきた。
彼等はリーマスの諜報部員時代の仕事が聞きたいという。

実は団体は、東ドイツの情報機関と繋がっているようで……



と、何処まで書いたらネタバレになるのかも分からない複雑なストーリィでしたw

スパイと二重スパイ、裏切りと共謀…
あぁ……頭が沸騰する( ´∀`)

これは原作から入った方が良いのかなぁ?
自分の処理能力では対処出来ないw

とりあえずのオチは分かりますが、過程で頭が爆発しているので記憶が無いし!

2回は観たい、メモ取りながら。
そんな作品。

でも面白いですよ♪
『裏切りのサーカス』がハマった方は是非~
tori

toriの感想・評価

3.5
読んだことないが、原作がスパイ小説の傑作ということで鑑賞 

ちょっと渋すぎた
tamu

tamuの感想・評価

3.5

渋い!

スパイってよく「駒」って表現されるけど、それにしても犠牲が大き過ぎるなと。

前編所謂スパイ映画らしいアクションや派手なシーンはないんだけど、その分ラストのシーンが印象に残る。1度手を染めたら元の世界には戻れないのね、、
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