のり

誓いの休暇ののりのレビュー・感想・評価

誓いの休暇(1959年製作の映画)
3.6
若い通信兵のアリョーシャは敵軍の戦車2台を撃破し、褒美として6日間の休暇をもらう。帰郷中にさまざまな出来事に巻き込まれていくというストーリー。

一般的な戦争映画では戦場の様子を描いて戦争の悲惨さを表現するがこの作品は帰郷の道中で戦争の悲惨さ、虚しさを表現している。道中心温まるエピソードもあるものの作品を通して、想い人や母親と満足に触れ合うことすら許されない戦争の過酷さに運命を翻弄される若い兵士が描かれている。

結末を最初に持ってくる演出も特徴的。
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