戦争で若者たちの青春が、人生が犠牲になるいう「反戦映画」。その若者たちの青春模様は、キラキラしていて瑞々しい。それは「犠牲になる前提」だからだ。その描写自体はとてもいいし、成功しているが、もっさりしている。男の子は純朴で女の子は可憐。悪いひとは誰もでてこない。
35mmで上映されていたが、ラスト1分前のナレーションのところでぶつっとフィルムが切れてしまうということが起きた。映画に感動していたひとには「あちゃー」といったかんじだったろうが、個人的にははそれほどでもなかったので「あらまあ」というかんじだった。
わたしが観ていると映画館ではそんなことがよく起こる。
@シネマヴェーラ渋谷(10/29/2015)35mm