サーフ

スポーンのサーフのレビュー・感想・評価

スポーン(1997年製作の映画)
2.5
お笑い芸人の永野がYouTubeでこの映画の事を語ってる動画を見てからずっと気になってた。

CIAの工作員シモンズはある任務の中で市民に犠牲を出してしまったことを悔い辞職を決意し、最後の任務として向かった場所で上司の策略により、シモンズは殺されてしまう。
だがシモンズは生きており、地獄の小鬼クラウンの手引きにより地獄の尖兵"スポーン"になる。
"スポーン"となったシモンズは自らを殺した上司に復讐を果たすためそして愛する人に再び会うために現世へと舞い戻る事となる…と言うのが大まかなストーリー。

作品の中で"スポーン"というダークヒーローを活かしきれていないように感じた。割と魅力的で面白くなりそうなキャラクターなんだけど、作り手が下手糞なのか面白さに全然繋がっていかない。
展開の仕方も綺麗じゃなくて不細工。作り手の頭の中の構想と技量が釣り合っていないんじゃないかと思う。
1997年の映画だけど、この時代のCGってこんなにダサかった!?ってなる位CGのクオリティが低い。地獄の使者マレボルギアのビジュアルとか正直見てられないレベル。

この映画の主役は本編じゃなくて実はサウンドトラック。テクノ×ロックのコラボレーションアルバムとなってて、プロディジー+RATMのトム・モレロ、オービタル+メタリカのカーク・ハメット、他にも808 State、モービー、マリリン・マンソンなどラインナップが激ヤバ。
個人的にはスレイヤーとアタリ・ティーンエイジ・ライオットのコラボ曲「No Remorse (I Wanna Die)」が一押し。スラッシュ・メタルとデジタル・ハードコアの融合なんて最高に決まってるじゃん…!本編見なくていいからサントラ聴いてほしい!!
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