棚にあったパッケージと目が合って久し振りに見てみた。なかなか歴史を感じる。
ダークヒーローのパワーの魅力、それは復讐や憎しみからの力なのでデタラメに強く、反則技が多いからだと思う。聖なる力では絶対に犯してはいけない領域から技を繰り出せる。
その言わば反則の悪い力で悪い奴を倒す。これ程の矛盾はないわけで、これを正当化するというか、ヒーロー本人も悪魔に魂を売ったりして自分の私利私欲や復讐のために動き始めて、結果的にその行動が自分のためではないことを悟り、その力の源の悪の権化に裏切って立ち向かう。
悪の権化側からすれば、身から出た錆。身内の裏切り。これはまさに日本でいう仮面ライダーがまさにそれ。ドラゴンボールの悟空もそれに近い。
悟空はダークヒーローではないがスーパーサイヤ人の力の源は少しそっち寄りな気がする。
とにかく、この悪の力を使って悪をねじ伏せるニヒルなヒーローはDCには何人かいるけど、このスポーンは鎧こそ派手だが、人目につくことを良しとしない、いや、できないような1番見た目がエグくてベタにお下劣で下品な魔界の悪魔を相手にしててわかりやすくて良い。
続編とかリブートして欲しい作品の1つ。
