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東京人間喜劇のhabtexのレビュー・感想・評価

東京人間喜劇(2008年製作の映画)
3.7
人間の、動物の鳴き声にあたるものが、相槌の「あー」とか「うーん」「うんうんうん」とか「えーっとねぇ」とかなんだろうな。
喫茶店でのシーンを観てそう思った。
このシーンを本で書いてたならやばいな。それを、劇場を出て監督に伺うと、そこのみがアドリブだったらしい。そっか。

3編とも感情揺られたけれど、

右腕は特に、映画というやつが自分の心をえぐる瞬間を久し振りに感じた。
いてぇな、この虚。

画作りとしての照明がほとんどない中で、この物語を紡げる深田晃司はやはり時代の人なんだろう。
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