1話2話は、真剣にやっていることが空回りしている、でも本人はその道を信じているから「おかしい」とも言えない微妙な感じで、時々世の中で目にすること…と見ていたけど、3話はちょっと違った。でも話が重くな…
>>続きを読むこれは面白かった。ロメール的な会話劇とユーモアから、邪悪がトグロを巻いているような第3部、濱口竜介脚本ともまた違うホラー映画みたいな緊張感。笑わせにきてるのか微妙なとこ、荒削りながら深田晃司の映画の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
嫁全部もってったなー!
腕なくなる大イベントがあるけど、地道に人間の性格の悪さを出してた。
大事件は起こらない(腕なくなったり、人は死ぬ)ちょっと嫌な日を集めた日常。
舞台の女2人も不気味に見えた。…
何も起こらないけど不条理なおかしみのあるロメール的な洒脱さから一転、後半は深田晃司監督独特のドロッとしたブラックワールドへ着地。
笑えるか笑えないかの境界を探る感じ。その感覚はまさしく利き手を失っ…
サンクスシアターにて。
初深田晃司作品。作品は知らず発言だけでなんか私はもうちょっとハッピーなものを期待してしまっていたなぁ。まぁ、一筋縄ではいかないよなぁ、そりゃなぁ。
若い頃だったらもっと面白…
ロメールの『喜劇と格言劇』の体裁を採っている、とも言えるが、これ喜劇なの?という感じでもある(=相当にシニカル)。三作目とか、かなりドラスティックにトラジディ(二作目もある意味凄く「居たたまれない」…
>>続きを読む【サンクスシアター33:オフ会0人よりも深き地獄】
サンクスシアターで深田晃司監督の『東京人間喜劇』を観た。濱口竜介監督もそうだが、深田晃司監督も会話の不協和音によってドラマを捻るのが上手い監督であ…
「白猫」「写真」「右腕」の3話からなるオムニバス形式。主人公は変わりつつも、それぞれ登場人物および物語が重なっている。
「白猫」「写真」までは、紛れもなくロメールだ!深田晃司、優しい……と思って見…
『ハッピーアワー』を少し思い出した。人生はそれぞれなのだ。そして映画はハッピーエンドで終わったとしても、人生はいつもハッピーではないし、それでも続いていくという、ある種の残酷さがあることをこの映画は…
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