『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』より。
久しぶりに見るのが苦痛に感じてしまいました。もちろん、題材が題材なのである程度の覚悟はありましたが、それでもキツかった…。
ドグマ95のルールに沿った撮影、手持ちカメラの映像がフィクションぽくなくて…。だから嫌悪感が増したのかな?
ただ、ラース・フォン・トリアーが描く人間の醜悪さは一級品。途中劇場を出ようか悩むほど。でもそう思ってしまう私もまた、醜悪な人間なのかもしれない。見て後悔はないけれど、もう二度と見たくはない。そんな作品でした。