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カメラを持って街に出れば映画は撮れる。と言ったには確かゴダールだったはず。その発展形、ドグマ95を制定し、準じた作品だそうだ。劇中劇のとも言えない、映画の中で役を演じる程を観客である我々が外側から観察する、観察中に客観性を失いボーダーラインが見えなくなる仕掛けだが、、、、 手持ちカメラの映像はどのカットも決まらず、観察対象の役者陣には興味が持てず、揺れる映像が集中力を削ぐ。ゴダール作品にも手持ちやアドリブはあるが、画はカッコいいし、アンナカリーナは目で追いたくなる。つまり本作は映画的快楽が欠如しているように思う。おっOいやちOんちんでは流石に補えない部分。
