いめーじ

レディ・イン・ザ・ウォーターのいめーじのレビュー・感想・評価

1.5
シャマラン脚フェチ説が深まる1本。

ただの一般人が活躍する寓話的な物語で、大人たちがおとぎ話と真剣に向き合ってファンタジー設定を受け入れていく流れには嬉しくなっちゃうし、年齢・人種・性別も問わず誰にでも役割があるってメッセージ性は温かい。
とはいえ、「嫌な奴」という役割を監督から当てられてしまうキャラ(評論家)がいる残酷さ、大人げなさには恐らく無自覚で、シャマラン自身が本編にガッツリ出演していることからも、物語をコントロールする創造者の自分に酔っているような感覚が強い。
良い部分があっても自分で台無しにしてる。
俺はシャマランの思い通りにはならんぞと、容赦なく低評価を付けてやるのだ。