ブラックユーモアホフマン

落穂拾いのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

落穂拾い(2000年製作の映画)
3.9
現代の落穂拾いたちの姿を小型デジタルカメラで拾っていくヴァルダ。

全ての映像詩は自画像?とかって言ってたかな。その言葉の通り、被写体こそ様々な物を拾う人たちだが、ヴァルダのセルフドキュメンタリーにも思える。

新しいデバイスにすぐさまコミットし新しい映画の作り方を発明していく。逞しいなあ。全身が映画だ。見習いたい。

【一番好きなシーン】
『アニエスによるヴァルダ』にも引用されていた、ハート型のじゃがいもを貰うシーン。あと月曜日もじゃがいも、火曜日もじゃがいも、って歌ってる少年たち。