『ラディカント』p.146 ‘記号航海士’
資本がつくり出した私有の境界を容易に飛び越える拾う者(グラヌール)、1500年代?の法が当時まで機能しているなんて(現在は知らん)
国家的境界のない時…
はー面白い
ミレーの落穂拾いから連想し、現代フランスで《物を拾う人》を追ったドキュメンタリー。
アニエス・ヴァルダのフレームインやナレーションのウィットさが何よりも魅力的で、貧困やフードロス問題…
随時に見られるアニエス・ヴァルダのユーモアが可愛らしい。拾わない人に拾う人、特に市場のゴミを拾い食べる青年が印象的。畑の収穫こぼしを落穂拾いして良いという法解釈は現在でも生きているのだろうか。捨てら…
>>続きを読む落穂拾い=有名な絵の認識しかなかったけど1500年代から今もあると知って驚き
昔は普通の習慣だったのかもしれないが今では貧困の象徴でなかなか辛い現実だった
大きすぎてもじゃがいも捨てるのか…規格っ…
旧約聖書「レビ記」19章9節から10節に定められた律法に、「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。…これらは貧しい者や寄留者のために残しておか…
>>続きを読む拾う人のつつましさを過剰に美化せず、格差を声高に批判するでもない、けれど持つ者の傲慢さを隠すでもない、ヴァルダの視線の透明さ、その手の美しさ。こういうの見ると人の作ったものに対してインターネットでぶ…
>>続きを読むアートのため、生きるため、拾う理由も拾う対象も様々あれど行為そのものにフォーカスしてフラットに扱っているのがおもしろい
外に向かうヴァルダの視点は軽妙でおしゃれでお茶目だけど、度々挟まれる自身の…
(c) ciné tamaris 2000