映画は、農村における伝統的な「落穂拾い」という行為を通じて、社会のあり方を鋭く問いかけるドキュメンタリー。落穂拾いとは、収穫の終わった田畑で残された穀物の穂を拾い集める貧しい人々の姿を指す。監督は、…
>>続きを読むやはり個人的にアニエス・ヴァルダと言えばこれ。はじめて観たときの衝撃は忘れ難い。
本筋の現代における落ち穂拾いと並行してアニエス・ヴァルダ本人の記録としての面白さがある。最初の方でジャケにもなって…
フランスの落穂ひろいという習慣? 文化や、そこから社会の姿を映し出す様子が見事。
やや古い作品なので、現代は様子が違うのかもしれないが、消費社会の一つの形を見事に見せる素晴らしい映画でした
それに…
街中で物を拾い集める人とミレーの「落穂拾い」に着想を得た、"現代の落穂拾い" に関してのドキュメンタリー。
必要とされるもの、されないもの、誰かにとってはされるもの、存在意義がそこにはある。
撮る自分の手を何回も映し出して、人を撮る自分の主体を強調している。トラックを追い抜き、追い抜かれ、数珠繋ぎのように拾う人を追う。場面の切り替わりは、急に切り替わるのではなく一緒に旅をしているかのよう…
>>続きを読むミレーの「落穂拾い」にインスパイアされ、フランス中の「グラヌール」たちにインタビューするドキュメンタリー。
落穂拾いの定義、法的にどうか、という問題から、グラヌールたちの生活、信念、さらには芸術に…
社会問題として新しい視点で映像化した作品。今はどう変わったのかも気になる、意識の違いでそのものの価値がこんなにも違って見えるのか。
遊び心のある演出も良かった。
ラップの歌詞がより映像を印象的にして…
誰かが不要だと思ったものも、誰かにとっては必要なもので、その必要性によっていらないとされたものに改めて存在意義が宿る。
そんな必要性の連鎖を感じた。最後の男の人のところは特に。
稼ぎが少なくて、…
落穂拾いとは収穫後の田畑に散らばる落穂を拾い集めることだが、現代では他人が捨てた物や取りこぼしたものを拾う行為のことも指す。
今作でもとにかく食べ物や機会やゴミなどを拾いまくる。
ポスター見て印…
(c) ciné tamaris 2000