アバターのpanのレビュー・感想・評価

全世界興行収入No.1。
この肩書きは伊達ではない。

2009年にこのクオリティは凄い。
2020年代のCGはいかに現実と融合させるかを追求する時代だが、この作品のように美しさだけを追求するCGも好き。
美しいだけに戦闘シーンはコントラストが効いて残酷。

ストーリーは、中盤の破壊が始まるまではかなり良かった。「目を離せない」という表現がピッタリ。

終盤のトントン拍子の伏線回収がもったいない。いかにも「伏線置きましたよ」感が否めない。設定が壮大で傑作になり得る可能性があっただけに残念。