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アバターのおっとっとのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
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公開当時の価値観では今更見れないのでわからないですが、そしてキャメロンを本当に見てこなかった人生なので、続編の予習として見たのですが、侵略する側とされる側のパワーバランスを「愛」という曖昧で抽象的なものにより、均衡が取れているように見せているが、それは侵略側のエゴでしかなく、
開眼、のちにタイトルバックを出したいのはわかる。さらに「人間の姿を見ても愛し合う二人」の画も必要なのだろう。
が、脚本上を考えればどうやったって、最終決戦前に主人公は、自分を完全ナビにするべきであって、この話の流れでは「ナビの姿をしたあくまで人間(惚れた奴がいるから、気持ち的にはナビ側というかなり恣意的)」に「ここは俺たちの領土(島)だ!」と侵略側の言語(英語)で鼓舞され、巻き込まれたヒロインは父親等を失くすのである。
せめて、せめて演説の際には、侵略された側の言語で話すべきであって(続編で子供達が英語を話しているのも?)マイノリティに対する文化/並びに言語の重要性の無関心で疎か。これは現代に作られた続編に言うべきだろうだけど、続編に関してはあまりにも…。
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