さわお

アバターのさわおのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.2
自然破壊をする人間を圧倒的悪役として描くことで、人の汚さ・愚かさをこれでもかと表現してくれてた。資本主義を突き詰めていった先に何があるんですか?と問いかけられたよう。
一方で、勧善懲悪の構図や、サラッと掌返しする主人公の性格はアメリカ的(ディズニー的?)で、資本主義そのものであるアメリカをアメリカ主人公が倒すのかというところ、そして結局解決手段は戦争なんだ、ってところに個人的には皮肉を感じた。
ナヴィの星は自然が豊かに残っている場所として描かれていたけれど、地球にだってまだまだ山ほど綺麗なところは残っているし行ってみたいと思った。
そして自然とか文化を壊して新しいものを作りまくる(似たようなマンション建てまくるとか。そんなに要らなくない?) 今の社会はやっぱ好かんなぁと思った。
さわお

さわお