予告編の期待を大幅に下回った。残念。というか予告が悪い。詐欺。
映画全体を通した雰囲気はとても好き。常に不安にさせられる感じ。快晴がほとんどなくて曇ってて画面がグレー掛かってるところ好み。セブンでずっと雨が降ってるところを思い出した。暗い雰囲気に対して景色がすごく綺麗でそのギャップも不安感を煽ってくれて良かった。あとBGMがほぼゼロな点も好き。
一方でストーリーは全く入ってこなかった。登場人物3人の背景説明がないから都度理解していく形なんだけど説明スピードが遅すぎて結局最後まで浅い理解しかできず感情移入ができたかった。結果、魅力を感じられなかった。
あと映画の肝であるはずのラムちゃん。ラム中心にホラーが展開されていくのかと期待してたけど、なんにもホラー起きず。なんならただの良い子。何者なのか？とか何故産まれてきたのか？とか気になることは全て無視してストーリーが進んでった。「え、あと◯分で映画終わるけど大丈夫？？」を10分ごとに味わっていた。
最後のプリケツもなんやねん君。何者？
そしてラストシーン、メッセージ込めてるんだろうけど流石に読み取れなかった。「どういうメッセージ性なん？」って岡崎体育の歌詞を思い出してしまった。
総じて、予告詐欺が悪い。全く別物を期待してしまってたからこういう評価にならざるを得ないなぁ、、楽しみにしてただけ残念。
