へい

隠された記憶のへいのレビュー・感想・評価

隠された記憶(2005年製作の映画)
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犯人が誰か分からなすぎて宙に浮かされてしまった。
日常を盗撮するカメラに映画の登場人物だけでなく、観ているこっちも最初から最後まで混乱してしまった。
録画されたビデオ映像も、本編の映像もどちらも固定カメラが多いので訳が分からなくなってモヤモヤしてくる。

自殺した男の息子と対面していつ殺されるか分からないエレベーターシーンが怖い。やるのかやらないか、ドキドキしてしまった。
あと突然の衝撃シーンで思わず声を上げてしまった、強烈だったな。

過去に犯した自分の罪に向き合わず逃げて、人生を無茶苦茶にした復讐に来たと勘違いする愚行。息子がいなくなったら真っ先に疑うのは当然っちゃ当然だけど。
自分の後ろめたさは死ぬまで存在し続けて苦しむ、対峙しないといけない時にどう向き合っていくか大切。
なんか小学生の頃を思い出してしまった。
へい

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