あからさまな暴力を越えて邪悪なものが、遠い過去の記憶に隠れていた。「無垢な」子どもの「生理的嫌悪」が断罪されているわけではない。そこに関してはあくまでもフラットで、むしろ子ども時代のある種のトラウマ…
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何とも煮え切らない… なんだこれは?
というのが正直な感想。なんか生理的にモヤモヤすると思ったら「ファニーゲーム」の監督さん作品でした。なるほど納得。
それがわかると色々と意地の悪い構成になっ…
テレビキャスターのジョルジュは、妻アンヌ、息子ピエロと3人で幸せに暮らしていた。ところがある日、謎のビデオテープが送られてきたことで状況は変わっていく。
彼らの家を長時間監視する様子が映ったそのビデ…
ミヒャエルハネケ監督作。
監督の作品は初鑑賞。本作から入門してよかったのか、わからないがとても面白かった。
全編じっとりとした不安感が漂う不条理スリラー。主人公と、あの男との再会のシーン、そしてあ…
BGMを一切排し、考え抜かれた構図、極力動かないカメラ、そしてその映像がカメラなのかビデオなのか全く分からない編集。物凄い映像の力強さとリアリティが観客に迫ってくる。冷ややかな映像が終始不安感を掻き…
>>続きを読むなんだこれは、、
ストーリーが進むにつれて不安と恐怖がどんどん大きくなっていった。鑑賞後しばらく気持ちが落ち着かなかった。
最後までハッキリしなくてほとんどよくわからなかったしなんか疲れた、、
でも…
朝の風景を定点カメラで映し出すオープニングが爽やかに見えるが、その尺の長さのせいでどんどん不安にさせられる。案の定、その直後に主人公たちの家を盗撮していたビデオテープの映像だと分かる。不穏にさせる撮…
>>続きを読む社会派の芸術映画だと知らずに見始めたので、最初のうちはサスペンス映画かと思ってワクワクしていた。
主人公家族たちが盗撮されたビデオテープを観る場面が何度も登場し、撮影する側と撮影される側の関係性を否…