Jumblesoul

SF/ボディ・スナッチャーのJumblesoulのレビュー・感想・評価

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)
3.5
1956年のオリジナル版は、あまり怖いという印象は無かったが、このリメイク版は立派なSFホラー。
宇宙植物が人間に寄生し複製をどんどん作っていくというシンプルな話だけど、あっという間に町の殆どの人間が犠牲になっていくのが不気味。
ホラー的要素は何といっても突然登場し去っていく人面犬と、ドナルド・サザーランドのラスト・シーンの雄叫び。この2場面だけでも観る価値は充分ある。
キャストでは、何といっても主演サザーランドの圧倒的な存在感が凄い。精神病理学者役で『スタートレック』のミスター・スポック役が有名な、レナード・ニモイという珍しい顔も。
そしてオリジナル版の監督ドン・シーゲルが、タクシーの運転手役で役者として出演。本物の運ちゃんみたいな自然な芝居で、これも見どころの一つ。
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