これは完全に私の勉強・知識不足で物語についていけずもう全然頭が機能しなかった。
だけど忘れられない、なんとも完璧すぎてカッコよすぎて、全く古くない画面構図や色彩美。
場面が切り替わるたびに心がときめき瞳がキラキラしちゃって食い入るように観ていた。
映画の温度感はクールなのに、カメラのテンションが高いというかリズムがある。
そしてそんな視覚効果が、表情の少ない主人公の心象を表している。
とくにブルーの照明と対照的な暖色。斜めからのショット。最高
渋さじゃなくて、お洒落だけじゃないベルトルッチ流フィルムノワール。
背中の大きく開いたドレス、そこからスラリと伸びる腕、ひざまずく女。。。ああもっとたくさん言いたいけれど頭がまわらない!