火星を植民地化した近未来の地球。自らの記憶を消された男が、自分の正体が何者かを知るために火星へと向かうSFアクション映画。
かなり昔に地上波での放送で鑑賞しましたが、ほぼ忘れかけていたので先日のBSプレミアムシネマにて再鑑賞。
SFというジャンルなのにシュワちゃんが出ると結局脳ミソまで筋肉で出来てそうなゴリ押しアクション映画になっちゃうという。笑
そしてポール・ヴァーホーヴェンらしく悪趣味極まりないグロ描写も随所で炸裂。幼い頃に見てたらトラウマ間違いなしだっただろうな…笑
二転三転する展開に、誰が敵で誰が味方かもハッキリ分からない状況も面白かったですし、かなり久しぶりに見ましたが充実した2時間だったと思います。
劇中での出来事も全て夢かもしれない。これもまた記憶を弄られているかもしれないという解釈もあり、まるで「インセプション」や「マトリックス」のような雰囲気も感じられます。30年前の作品ながら結構先を見据えたような作風で驚きました。