ジョージ・A・ロメロのフィルモグラフィーの中でかなり初期の頃に分類される本作は、軍の不手際により流出した未知のウイルスによって村の住民たちが狂っていく中、村からの脱出を試みる主人公らを描くパンデミックモノ!
低予算ゆえの荒さが目立ちますが一見の価値ありな一本!
ウイルスによって衝動が抑えられなくなるのか、母子を焼き殺す男が出てきたり、暴れ回ったり幼児化したりする村人たち。
「自分たちも感染しているのでは…」
と言う恐怖を抱えながら脱出を試みる主人公ら。
また、現場を任されている指揮官や、ウイルスを作った博士がワクチンを作るパートなのいくつかの視点で語られる本作。
いかんせん指揮官やら博士やらのパートがタルい…!
低予算ゆえしょうがないのかもですが、住民たちの狂っていく姿が物足りない!
端的に言えば今の時代に見てしまうと古臭さが出過ぎてしまって退屈でしたかね…
まぁでも決して面白くないってワケじゃないのよなぁ…