cinemar

ダンサー・イン・ザ・ダークのcinemarのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

トリアーで数少ない好感を持てる作品。

機械音がリズムを刻んでいき、セルマの空想のミュージカルと化すも、やはりどこか無慈悲な機械音により、希望の中に絶望が見え隠れする危うさ

唯一、セルマの最期の舞台は空想の中ではなく、現実のものとして描かれるところにトリアーなりのセルマへの救いを感じさせる(ただ、最後の舞台が死刑台というのがなんとも皮肉的なのですが)


何よりビョークという存在に惹かれました。
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