ダンサー・イン・ザ・ダークの作品情報・感想・評価・動画配信

ダンサー・イン・ザ・ダーク2000年製作の映画)

Dancer in the Dark

上映日:2000年12月23日

製作国:

上映時間:140分

3.6

あらすじ

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に投稿された感想・評価

エリク

エリクの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

20年迷ってやっと観た。準備が出来てから観て良かった。良い作品ですね。悲しいし理不尽で腹も立つけど、美しさに圧倒されたからいいよ、って思いました。セルマは周りの人のおかげで納得した人生だったんじゃないかと思います。セルマにはなりたくないけど、セルマの友だちならなりたいなって思った。女性看守でもいい。
なんとも救いのない物語でラストは呆気にとられたがよくよく考えてみると希望も少しだけ顔を出していたのかもしれないという観終わった後の思考が掻き乱されるような作品
ビョークの劇中歌が彼女のキャリアの中でもトップレベルに良く、ミュージカルシーンは鳥肌が立つほど美しい
手振れカメラでの撮影がメインなので映像は見づらく酔うがその分ミュージカルシーンでの固定カメラが際立つのでそういう演出なんだろう
話も雑さがあり、映像も決して綺麗ではないが、心の中に漠然とモヤモヤとした感情を残し続ける映画だろう、少なくとも他の映画ではこんな感覚は味わったことがない
とにかく不愉快。結局この作品は通して何を伝えたかったのだろう?(おそらく何も無い)
メッセージ性として「人生の理不尽を描いているんだ」とか高尚な文を並べたとしても、結局物語の大半はビルという1人の畜生によってもたらされたものなのでそんなものはさっぱり響かない。
なぜなら、ビルという存在はただ物語を在るべき方向、理不尽ルートへと導く狂言回しでしかないからだ。一応申し訳程度の動機はつけられているが、それによって人間性を描けているかと言われれば全くそうではなく単なる舞台装置でしかない。この作品は理不尽に打たれる人間の生き様を描く、という域にすら達していない。だからこそ不愉快なものでしかないのだ。
勿論暗い作品とか残酷な作品を否定しているわけではない、ただそういったものには「生き方」であるとか「運命」であるとか、何かしら学び取り糧に出来るものがある。
だがこの作品には何もない。善良な人間がひたすら理不尽に晒されるのをじっくりと見せられるのみ。そもそも話自体、最初の1時間半ほどで7割終わっているのに、裁判のシーンから最後まで「苛め」の描写がダラダラと続きより不愉快。
主人公のミュージカルの空想設定も、ただ合間合間に挟まれているのみで「妄想と現実が混ざり合い、解釈は視聴者に委ねられる」(たとえばファイト・クラブなどのような)といった表現・演出にもなっていないのでただねじ込んだだけ、という印象。(ただ音楽だけ評価すれば、工場の曲や列車の曲の芸術性は見事だった。ここで+0.2)
またいくつかのレビューでは「エルマは息子の将来のため、自分を含めて全ての障害を取り払ったのだ」などと美談めかして述べられているが、盲目でありながら人生を謳歌している人、また盲目の家族を持ちながらそれを大切にしている人は、現実に大勢いるだろう。
それを鑑みれば、「死をもってして贖罪を行った、救いのある終わり」などという見方は私には到底出来ない。それは彼らの人生を否定することに等しいからだ。
善良な人間がひたすらに酷い目に逢うさまがたまらなく観たい、という倒錯者には非常にオススメ。
miaru

miaruの感想・評価

3.0
レビューで言われているほど救いがない映画だとは思わなかった。セルマを気にかけて支えてくれる人たちが居たから。セルマはそのことにもっと感謝して、もっと心を開いて、もっと甘えるべきだった。
m

mの感想・評価

3.3
ダークミュージカル。
映画ファンが好きそうな展開ではあるけど....どうも主人公に気持ちに寄り添えず。

ラストは衝撃だったけど過程がダメでした。
アブルッチが誠実な役で驚いた!笑
mio

mioの感想・評価

-
もう本当今まで見てきた映画の中で一番泣いた。どこまでも心が綺麗な人で、見てるこっちまでつらいシーンが多々あった。
Kaori

Kaoriの感想・評価

4.6
観る勇気が無くてずっと避けてきたけどついに…!
ラースフォントリアーの映画の主人公に感情移入すると痛い目みるから、(どうせ不幸になるんだろ…ふーん)って思いながら観てた、けどやっぱ泣いた。
この監督の映画の何が面白いかって、主人公が必ずしも清廉潔白な存在じゃないとこだよね。セルマは誰にでも優しいし、子供を1番に愛してる理想的な母親かもしれないけど、周りの言うことを絶対に聞かないわがままで頑固なところもある。しかもめちゃくちゃ他人をイラつかせる笑
人間なら誰でもあって当然、だけどあえて表に出そうとはしないドス黒い部分をここまで露骨に表現しちゃう監督本当狂ってんなと思う 
何よりビョークの歌声にやられた…なんかセルマが不幸になるにつれてどんどんセルマの中のビョークが顔を出してくる感じ…笑 最後のシーンの歌なんてもう100%ビョークじゃん…ってなった笑
最悪
鬱映画と分かっていた中で観賞したが、最後まで鬱だった
一生懸命とは、善良に生きるとはを全否定された
唯一の希望もないに等しいと言っていいと思う
わー

わーの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

あれだけ息子が手術さえ受けられればそれでいいみたいな態度とってたのに何で最後やっぱり死ぬの怖い!てなるんだ!?てちょっと思ったけど最後の最後ではじめて人間味を感じて安心〜て気もしてきた
necoko

necokoの感想・評価

4.0
とことん鬱。ミュージカルなのに鬱。
全てが なんでこんなことに...って方向に進んでいく。ひたすら悲しい。
観ようと思うならば、落ち込むことを覚悟してから観ないと。

でも印象に残る。
そういう意味で名作なんだと思う。
>|