絶対観たいと思っていたうちの１つ。清泉の倫理の授業でおのじが観せてくれたラストシーンがものすごく衝撃的で、トラウマだったからなかなか今まで踏み切れなかったけどやっぱり観てよかった。
考えさせられることばかりで頭の中が纏まらないけど、私は好き。きっとこんな映画観たくないって言う人が多いのもわかるけど、静かで寂れた風景や辛い境遇の中でも愛がある。空想の中のミュージカルと現実の対比が観ていて辛い。ましてや愉しげに希望を謳ってるサウンドオブミュージックの歌とあまりに懸け離れていて、現実が一層際立っていて息が詰まるような140分だった。
観るのに覚悟が要るけど観て後悔しない、人生で観るべき映画だと思った。今振り返ってみるとおのじの映画チョイスは毎回最高だった。中高生の時有り難みを感じきれてなかったけどもう一回おのじの授業受けたい。
