鬱映画といえばよく名前が上がる本作品をやっと見た。
しんどい、最後まで見れない、号泣した、二度と見たくないなど、凄まじい感想がある中、普通に見ることができてしまった自分はやはり少々変わった人間なのかと思ってしまう。
まず途中のミュージカルが苦手。
せっかくの重苦しい雰囲気が台無しになる。
それともあれが終わり現実に戻ることで重苦しさを増す狙いなのか。
狙いはわからないが、自分はただ冷めただけ。
そしてセルマの言動に納得いかないことが多く、感情移入できなかった。
これを言ったらおしまいだが、ジェフが言った「なぜジーンを…」に共感してしまった。
セルマの理由も身勝手過ぎると思った。
この作品をそれほど鬱映画だと思わない自分が鬱なのかもしれない…