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赤ちゃん泥棒のKのレビュー・感想・評価

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)
4.0
プロローグからもうおもろい。そんでタイトル出たときの勝ち確感。音楽共にセンス光ってた。そっからエンディングまでのテンポの良さもいい。一貫としてドタバタコメディで、でもそんな非現実的な展開の中にも、夫婦間のズレや、親としての責任を放棄する身勝手さ、子どもの予防接種とか保険といった、避けることのできない子育ての現実が織り込まれてる。人間の不条理的な哀しみが土台になってる分、そうゆうのがひしひしと伝わってきた。ラストの夢のシーンもどこか哀しさがあった。でも全体としてみたらコミカルでやっぱ笑えるような。こりゃいいねーです。
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