骨折り損

赤ちゃん泥棒の骨折り損のレビュー・感想・評価

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)
3.8
ニコラス・ケイジ小汚ぇ。

えっ、カッコよさがマジで全然なくてむしろびっくりした。ハリウッドの大物俳優なのにこのダラしない感出せるの凄いな。この映画にピッタリ。ニコラス・ケイジの逮捕歴あるのにのほほーんと暮らしてる感がまさにいそうな感じで、何してもいちいち笑えて最高。

主人公のダラしない感に加え、脱獄してくる友達も彼以上に汚くて、もう。本当に奥さんが不憫に思える映画でした。

銀魂の銀さん効果だな。ダラしない男がチラッと本気出すだけでめっちゃ格好良く見える。ニコラス・ケイジが赤ちゃんの為に奔走する様とか、心から応援できた。だからこそしっかりと楽しめる映画だった。

ただ、赤ちゃん誘拐するのって、かなり悪事のように思えるんだけど、被害者もそんなに怒ってなくてそこは悪い意味で違和感を感じた。
骨折り損

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