鳥さんの瞼

おおかみこどもの雨と雪の鳥さんの瞼のネタバレレビュー・内容・結末

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

断片的に感動できるポイントを拾って楽しめました。

全体で見ると不整合が気になるかも。
(パパの死体がゴミ、学生未亡人、児相、低体温症など)
描き切らずに「想像にお任せします」的な部分もあったがちょっと弱く感じた。そうちゃん君、普通に心配


恐らく子育てシーンはリアルに描いているのだと思う 知らんけど
というか子どもの描写にめちゃくちゃ脂が乗っている。可愛い。
狼になった時の身のこなしも気持ちが良い。
同い年くらいの子が見ていたらテンション上がるだろうな。
ゲロシーンが二回あるがなんか、本物っぽくてすごい ちょっとドキドキします。

ただ、母の花さんが怒ったり取り乱したりしないのは割と不気味。イノセントすぎて。
えぐみのない絵柄だからぎりぎり成り立つキャラクターなのかも。
メインは子どもの成長だから無味な方がいいのだろうか。

育ち方については中盤からラスト読めるようにしてあるけれど終盤には感慨深くなる、多分
作中役15年の月日が流れるが展開は極めて早い。

もし全体で見て感動できなくても、
美しい場面は多くあるので好きな場面を見つける楽しみがあると思います。
私はそうちゃん君が耳の傷見せてくれるところが好きでした
鳥さんの瞼

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