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おおかみこどもの雨と雪のsakasaのレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
3.5
音楽がいい。
あと自然の絵も素敵。

初めは雪が野生的で雨が人間的。
そこから徐々に成長し、変化するのだけど
そこの描き方があまり言葉を使わず
表現しているところがいい。
(小学校の学年が変わるところとか)

そして全編を通して語り手が雪なので
“娘から見た母”や“母から聞いた幼い頃の話”
というフィルターを通しており
母親の弱いところは描かれていない。
その演出がなんかグッとくる。