このレビューはネタバレを含みます
①愛・愛・愛 …であふれている
全編通して雪と雨の母“ 花 ”の愛情と「 母は強し 」が印象に残る「 花の母親成長記 」
“ 花 ”の包容力のある笑顔とお転婆娘の頃の“ 雪 ”の微笑ましさがお気に入り
監督インタビューで「なぜ狼なのか(人ではなく)」の回答を読んでも???なので、正直消化出来ていない。
②思春期になり人間か狼かで葛藤して喧嘩する雨と雪、そして別々の道を歩むふたり。
最初からどちらを選択しても尊重する育て方をして、肯定も否定もせず受け入れる“ 花 ”
子供が手を離れる寂しさより、育て上げた満足感の笑顔で終わる。
大きな感動は無いが…いいよね!
③作品によってはプロではない声優に違和感を感じるが、「 宮﨑あおい 」も「 大沢たかお 」もしっくり。
そして、韮崎の爺さん
まだ声を聞く前、この爺さんの声は絶対「菅原文太」が演っていると思っていたら大正解!ちょっぴり嬉しい。
「 爺さん、花にあんな優しくして、
惚れてしまったんだね。90にもなって^_^ 」
2015/8/15 地上波〔録画〕