邦題はこんなですけれども実際に植物人間が暴れまわるのは物語のかなり後半、最後の最後でした
それより原題にある『The Freakmaker』のほうがかなりヤバめ、何しろ「化け物作り師」ですからね
その名の通り主人公のマッドなサイエンティストは大学教授でもあり、講義などで実験体の目星をつけては拉致し様々な動植物と合体させるかなりのキチガイ
彼はサーカスの主催でもあり多種多様な奇形の方々が見世物として活躍しているもののもしかしたら彼らも主人公の実験の産物かもしれません
今ではテレビやサーカスはもちろん日の目を見ることもなく世界の片隅に追いやられいないものとして臭い物に蓋をされている彼らが自らの芸を見せるシーンはかなりのトラウマ、中でも「ポップアイ」は格別の気持ち悪さを誇っているので必見かもしれません
どこまで本物でどこからが作り物か非常にあやふやなラインに立っているこの作品が二度と公開あるいは放映されることもないでしょうが、何気にストーリーもちゃんと見られたものなので、無理はしない範囲で楽しむのもよろしいかと思います
