悪魔の植物人間の作品情報・感想・評価・動画配信

「悪魔の植物人間」に投稿された感想・評価

峰不二子の生みの親『あの胸にもう一度』のジャック・カーディフ監督作のこれ、タイトルからビジュアルからZ級のかほりプンプンのこれ、『あの胸に〜』もリッパな変態なのでうんまあ分かる、と思ってた。いざ観てみたら、う、うんまあぎりで分かる、気もする、かな?と思った。で改めて監督の経歴見てみれば、撮影監督としてマイケル・パウエル、ヒッチコック、オーソン・ウェルズ、ジョン・ヒューストンなんかと組んでて、2000年に大英帝国勲章もらって2001年にはアカデミー名誉賞…なのに晩年60歳になってこれ。今で言えばロジャー・ディーキンスが監督やったら『エイリアンVSアバター』だったみたいなことか。ですっかり分からなくなった。フリークスショーの方々も本物でほぼ『フリークス』。てことは意外にあれか?んーどれだろ?分からない…。
Moeka

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3.8
戦闘力が謎すぎて、誰も幸せにできなそうで草。(色んな意味で)
wakana

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2.9
The Mutations


【オールナイト】

あんまり おもしろくなかった。



(東映ホール with はっちゃん)
Jun

Junの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

生物の進化を追い求めるあまり暴走するマッドサイエンティストの姿を描いたイギリス産ホラー映画。植物と人間を掛け合わせる狂気に取り憑かれた科学者・ノルター教授を演じるは『007は二度死ぬ』でブロフェルドに扮したドナルド・プレザンス。うさぎを優しく撫でたかと思うと次の瞬間、食虫植物に生きたまま与える姿に「あぁペルシャ猫をあんなに大事そうに抱えていたのに…」などと考えてしまった。

サーカス一座のフリークショーが目を引くが、現代の倫理観で捉えると大問題。奇形者(実際にメイクなしの奇形者たちが出演している)を笑う客の姿に気分の悪さを覚えつつも色々と考えさせられる。多くの出番はないが植物人間の造形は見応えが有り、ドラマ部も丁寧に描かれている。自身の醜い顔を治してもらえるものと信じ、ノルター教授の悪魔の所業に手を貸すリンチの末路は哀れで物悲しい。
"イカれた教授が障害者と協力し生徒を拉致して植物人間の実験台にしてゆく"というストーリー

『Mr.ビーン』シリーズが大好きなのですが、イギリスはお国柄なのか、障害者をネタにするのが日常茶飯事なのか?

『ランボー/怒りの脱出』の撮影も担当したイギリス出身のアカデミー賞カメラマン、ジャック・カーディフが監督を担当

とにかく中盤の見世物小屋シーンが壮絶

拒食症の女に目玉が飛び出す黒人、全身毛だらけ女、軟体男が芸を披露し続けるという異常なシーンの連続

植物人間の造形はチープながらとてつとなく不気味で軽くトラウマになるレベル

それにしても、ラスト近くの本物の奇形人間達が奇形人間を刺殺するシーンは大丈夫なのか?

色々アウトな気も、色々倫理的にどうかと思いますが、面白い物は面白い
CocaCorgi

CocaCorgiの感想・評価

3.5
不思議と話に惹き付ける魅力がある。
植物人間は出番少ないけど、間を埋める展開が見るに堪えるからまったく問題ない。
フツーだったら怖いとかキモいとかなりそうな植物人間のヴィジュアルだけど、出てくるまでに見世物小屋の悲哀を描いているから、そう思えなくなる。
フツーに生きたいけど見た目のせいで身体のせいでそれができない、それをちゃんと描いててこっちもそれ相応に彼ら彼女らに寄り添いたい姿勢に入ってて、そこからの植物人間の登場だから、自然と気持ちは植物人間の方に感情移入するようになってる。
だから植物人間に対して何を感じるかって、あぁ…。もうそれが全てのあぁ…。
これが本当に上手い演出だな、と。
最後のリンチにもホント、あぁ…。
とてもやるせねぇ〜映画でした。
MIL

MILの感想・評価

4.0
久々に怖い映画が見れて嬉しい!植物人間の造形がかなりゾッとする出来。
taaaaaaa

taaaaaaaの感想・評価

3.4
植物男が襲ってくる映画かなと思ったら、見世物小屋系のやつだった。普通に見応えあった。
イカれ博士が若者を植物人間にしちゃう映画!!

70年代映画だと舐めてたけど…めっちゃ面白かった!
特殊メイクが堪んない!
植物とか、植物人間の見た目がそそる。
パケとかにもデカデカと載ってる植物人間、本当に良いデザイン!
ハエトリグサ的なとことか、手の形とか良い。

見世物小屋のシーンは個性があって好きだけど、それを笑ったりするのは如何せん受け付けなかった…。
フリークスの人達とリンチの関係は好き。
楽しく生きる人と、コンプレックスに思う人…これは見た目に限らずとも、よくある気がする。
俺は後者かな…。
くりふ

くりふの感想・評価

3.0
【ジャック・カーディフのあっけらかん】

70年代土曜昼下がりの東京12ch、がよく似合う、うら寒き被り物ホラー。

が、監督は、撮影監督としてはすんごい人のジャック・カーディフ。何故、こっちの道に彷徨ってしまったのかはよくわかりませんが、まっすぐな人なので、まっすぐにB級ホラーとして仕上げています。

が、被写体ばかりをまっすぐ見つめたせいか、全体のトーンはちぐはぐで、肝心の植物人間より、実在フリークスの皆さんに目を奪われてしまうのです。

ドナルド・プレザンスが、要は人間も光合成できたらごはん要らないよね、というコンビニな動機で植物人間を創ろうとする、マッド菜園ティスト。で、妖怪人間ベムな動機で彼に協力する男が、実験用お姉さんを調達します。

いかにもですが、いきものがかり男がフリークショーの座長、いうのが妙味。実験自体が、二人の間では鬼畜なビジネスモデルとして成立してるんですね。

本作の企画者は多分、単純に見世物としてフリークスを出したのでしょう。で、監督はそれを、ショーの観客リアクション含め、まっすぐ撮っちゃった。だからフリークショーの場面は、鏡を見るような気分になってしまいますね。

訓練などで獲得したらしい特殊技能は、わりと楽しめちゃうんですが、先天的な奇形や病気をそのまま見せられると、どう受け取るよオレ、となる。

でも目玉おじさんはスゲエ!ホントに眼球飛び出ます。3Dなんて目じゃない。

あっけらかんとしていても、実在フリークスが絡むと冷酷さに転ぶようで、かえってどす黒く感じます。原題『THE FREAKMAKER』もどす黒いよなあ…。

カーディフさんのまっすぐさというのは、所詮、映画は見世物で始まって、見世物で終わるんだよ、という冷徹な視線なのでしょうか。…ちゃうか。

さらに!この実在フリークスの皆さんでしんみりしているところに、失敗した福笑いみたいなひょっとこ植物人間出てきて、はらほろひれはれ。CGもない時代だけどさ、ショッカーの怪人クラスはヤメテほしかったなー。

んが!ジュリー・エーゲさんのおっぱいが、立ち直らせてくれるんです!お姉さん中、一番の美人が一番サービス濃厚です。ビバまっすぐな視線!

物語としても、人体実験だから必然性あるヌードで、説得力ありまくり。ジュリーさんは『原始人100万年』にも原始ガールで出演しているそうで、『恐竜100万年』ラクエル姐さんの姉妹に当たりますね。これも見たいぞ。

カーディフさん的には、これで監督やめました、な結果となったようですが、70年代土曜昼下がりの東京12ch気分、を味わうため作られた映画ですから(今決めました)、それを求める人は(計30人位?)、堪能できると思います。

<2012.7.3記>
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