メッシ

善魔のメッシのレビュー・感想・評価

善魔(1951年製作の映画)
3.6
三國蓮太郎デビュー作。姉妹と三國と上司の恋愛模様。珍作。三國蓮太郎がちょっとヤバイ人を演じている。終始目が血走っていて、真っ直ぐすぎる男なんだけど、早口過ぎて何喋ってるかわからないけど、とにかく近くにはいて欲しくないくらいの凄い勢い。上司森雅之は、タラタラセフレと付き合ってるんだけど昔好きだった女が離婚しそうでチャンスだからそっちに乗っかっちゃえ!って素晴らしくのらりくらり演じている。ラスト直前までこの事実を知らず三國は森をリスペクトしてるんだけど、ラスト前に知ってしまい急に激怒。折角バツイチになった淡島千景と付き合えそうなのに、血走った目でぶち壊す三國。俺が森雅之だったらブチキレてる笑。おまけに三國は淡島千景の死んだ妹と結婚する!意味不明な事を口走って暴走して笠智衆をも圧倒する。諦めてトボトボ帰郷する森雅之の背中を見つつ「良いんですか?このままで?義姉さん?」って!オメエ(三國)のせいであきらめたんだろう‼︎笑。何が義姉さん!だ馬鹿野郎。
これだから童貞には困ったもんだ。
森雅之の回想シーンの学ラン姿はコントにしか見えない。
色々面白い。
メッシ

メッシ