SHOPGIRL

フリーダム・ライターズのSHOPGIRLのレビュー・感想・評価

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)
3.7
彼女の離婚もしっかり描いているところがいい。ワーカホリックって、仕事が楽しければ批難される点はないと思う。旦那さんの言葉が思慮深いことで彼女が救われる。
『奇跡の教室』とかと比較されているようだけど、知識(を得る機会)を与えるという意味で似ているだけで教師の熱は『シスターアクト2』に近い。日記と熱い教師という点では『プレシャス』も同じく。
母親の省略に聞こえるスラングで呼びかけられたことに対して「あなたの母親じゃない」と間違えて反論するシーン。彼女は教室を“ホーム”“家族”というのにその対応はいかなるものか。大学へと巣立たせるために3、4年は違う場に送り出すことも一つの手であったのではないかと思う。日本の教育として同じ先生に長く教えを受けた経験がないからそう思うのかもしれないけれど。
SHOPGIRL

SHOPGIRL