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猫と庄造と二人のをんなのENDOのレビュー・感想・評価

猫と庄造と二人のをんな(1956年製作の映画)
3.8
決して靡かない森繁久彌を躍起になって振り向かせようとして自滅。香川京子の沸点が低くてすぐに暴れ出して地獄の様相…ベルさんの愛想笑いも恐ろしい。浪花千栄子のビンタと土下座。猫のリリーはマクガフィンだし誰一人何も変わってない上に信念をより強固にしてしまう徒労感。辛い映画だった。海岸に接する白い防波堤の場面は出色。
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