このレビューはネタバレを含みます
スピルバーグが20代後半の時に撮影…?天才…?
ええ、天才です。
ユニバーサルスタジオジャパンに行く前に視聴。
ジュラシック・パークをはじめとする、スピルバーグお得意のパニックホラームービー。
自分本意な大人たちと職人肌の頑固オヤジ、自然の摂理に逆らってはいけないという教訓など後作映画との共通項もたくさんあった本作。
お馴染み不吉な音楽でスタートしてから、常に不穏な空気が付き纏い緊張感がある。
年齢制限心配になるくらいのすんごい血飛沫あげてるシーンがあれば、ノットの結び方講座が何気なく差し込まれたりと、緩急の付け方も絶妙。
後作との違いは、実在するサメがテーマという点だが、サメがちゃんとサメというか、演出なしのサメだったことで物語のリアリティが増していた。
サメハンターのクイントがハンターとしての矜持をかけた勝負に拘り負けてしまったところも、自然の摂理の前では人間みな平等という残酷なリアルが感じられてよかった。
この映画を見た後のUSJはテンション爆上がり。
アトラクションは勿論のこと、誰も立ち止まっていいアミティの看板で思わずパシャリ。