まさにサメ映画の原点(頂点とは思わないけど)
1970年代に作られたっていうのがスゴすぎ。舞台は海で、巨大鮫を撮るっていうことの難易度がどれほどのものだったか、想像すらできないな。
そしてこの映画がなければ、ジャンルの1つとして変な形で成立してるサメ映画っていうものもなかったんだろうなぁ…。
当たり前だけど、今観るとストーリーとか展開、登場人物たちの掛け合いとかに古さは感じるし、サメの動きもショボいのは否めない。でも明らかにスピルバーグの天才感がある。
サメの動きとかではなく、『サメがいるという事実』『サメが来るかもしれない』ことに対する恐怖感を煽ってくる。
カメラワークと音楽の合わせ方であったり、食いちぎられた人間の手足をガッツリ見せる演出であったり。
というか音楽神がかってるな。1度聞いたら忘れられないテーマ曲っていうのは偉大。