このレビューはネタバレを含みます
言うまでもなくサメに襲われる話だけど、サメばかりが悪いわけじゃないってとこがさすがスピルバーグ。
サメと戦ういっぽうで、人の心理戦も繰り広げられる。
村の財源である観光客が減るのを恐れて、サメの存在を認めようとしない村長。
子どもから簡単に目を離しちゃう親。
そして己の美学を追求しすぎるクイント船長。助けを呼ぼうよ、助けを!あんた死にたいの?って1000000回くらい毒づいてたけど、まあ、そうなるよねっていうエンディングでした。
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最後、主人公とサメ博士フーパーが再会のシーン。
フーパー「クイントは?」
主人公「ダメだったよ」
ふたり、顔を見合わせ
「ハハハッ」
いやいや君たち、なぜ笑ってる。