MayuShimada

JAWS/ジョーズのMayuShimadaのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
4.0
やっと見たぜ「顎」!じゃなくて「JAWS」!

三年前ぐらいにUSJのアトラクションに乗ってからずぅ~っと見たいと思ってた。
期待通りおもしろかったぞ。

このぐらいの年代のサスペンスで何がおもしろいかってさぁ、たまに謎過ぎる理由で解決を邪魔してくるキャラクターがいることだよ。そしてその謎は永遠に解けないのだよ。
この映画でもクイント船長がやってくれたよ。きっとクイント船長の性格上の諸事情であんな行動を取ったんだと思うけど。いや、なにか作戦があったのか…?それにしちゃ解決に役立ってないぞ。
見たことないと何のことかさっぱりだろうが、見てみれば絶対「え?はぁ?なんで?お前なんなんだよ?」って思う瞬間がやってくるから安心して見てください。
伏線でもない主人公たちを崖っぷちに追い込むための障害物ね。嫌いとは言ってないよ?でも私の好みの問題で、そこにも明確な根拠があってほしい。ずっと気になっちゃうから!

かっこいいんだけどねクイント船長。ザ・海の漢って感じで。デアデビル(ヒーローの方じゃなくて元の意味ね)だね彼は。
っていうかキャラクターがみんな良いな。お互いの距離感が話の中で変化していく感じも定番だけどとても良い。
フーパーとクイントが苦境を通じて戦友になっていくところなんてアツイよ。けどあいつがぶち壊してくるんだよな、死んだ眼をした捕食者がさ。
一言も喋らないキャラクターが物語を展開させるなんて斬新よね。

それにしてもフーパー、もうちょっと握力を鍛えたほうがいいんじゃねぇか?!
もうポロッポロ物落とすの。それ!落としたら!ダメなやつ!っていうの落とすのね。

あの壊滅的な状態からどうやって収集つけるのかと不安になりましたが、最後はなんかほのぼのする感じで終わりました。
でもその"ほのぼの"がちょっと怖いのよね。映画の最中散々凪いだ後に驚かされてきてるからね。
パブロフの犬状態よこっちの心は。

という事で、監督は変わっているようですが続編今度見ます。笑
アミティ島はもうシャークウォッチングで儲けるしかないね。
MayuShimada

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