2018年初映画はこれです
レビューを見ると王道なラブストーリーで突出したものはないと書かれていることが多いが、映画はストーリーだけで語るべきものではないぞと訴えたい
ストーリーを読み取る為の映像ではなく画としてどうあるかと見方を変えるだけでどれだけ優れた撮影だったかと
生、死、青春の捉え方は本当に映画的だと思う
画として作られ過ぎてて映画っぽすぎるのが駄目な人もいるかもしれないと思うくらいなわけですが
フィルターを使ってハイライトを柔らかくし、狭い場所をあえて広角で捉え、ここぞという時のクレーンアップ斜め
篠田昇信者と言われればそれまでだけども、本当に凄いと思うし篠田さんみたいな映像撮りたいって真似してしまう
2010年代でここまで撮影監督の色が出てる恋愛映画ってあったかね
10代の長澤まさみを永遠に残してくれているし、ヤクザな山崎努はどの映画でも好きだ