ゆっ

インサイド・マンのゆっのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
4.3
とにかく引き込まれる作品だった。

銀行強盗集団はオーシャンズを彷彿とさせるような盗みの賢さがあり、一方でそれを追うデンゼル・ワシントン演じる刑事のユーモラスさも光っていた。

また、ここで描かれる強盗集団は決して悪人ではない。悪人として振る舞いながら実は悪人を懲らしめている。無論、今回の標的となる「善人ぶった悪人」の100倍尊い。

あとは台詞にもいわゆる洋画らしさが詰まった小洒落たものが多く、私の手のひらのメモ帳も真っ黒になった。
ゆっ

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